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健康と生活環境の関係


植栽の重要性について考えてみる


環境破壊が深刻化している現代社会において、今まで当たり前の存在であった【自然】が見直されるようになり、【自然との共生】が意識される時代になりました。
公園工事・街路樹の植栽・造園工事といった、人々の暮らしと緑を結ぶ仕事をさせて頂いている私たちは、この仕事を通して、人と自然が共生できる環境を創造し続けていきたいと考えています。

家庭という字は家と庭と書くように、語源から考えても住環境には庭・植物はとても重要な要素だということが、昔から考えられています。
植物には、空気の浄化機能・リラックス効果・熱吸収などの効果があり、人間にとって良い影響を与えてくれているのです。
最近よく耳にする、シックハウス症候群・ホルムアルデヒドやプラスイオンによる人体的・精神的な悪影響は、植物を住環境に上手く取り入れることによって改善する事ができます。
健康で快適に暮らす為に、植物を生活空間に上手く取り入れる方法を考えてみましょう!


植物にはいろんな効果があります。


空気の浄化 ◆ 熱吸収・交換 ◆ 視覚的効果 ◆ リラックス効果 ◆ 防風 ◆   防火 ◆ 遮へい効果 ◆ 乾燥の防止 ◆ 土壌の活性化 ◆ 水の浄化 ◆ 情操教育等の効果があります。

 
 塀と生垣を例に考えてみる。例えば家の外壁を塀で造れば管理費は要りませんが、工事費はかなりかかります。しかし、同じ予算で生垣をつくって、その差額で管理を続ける事は十分可能です。生垣は防風と適度な通気を行い、目隠し効果もあります。地震に強く、火災時は水を出し熱をやわらげます。また、1年を通じて見る者を楽しませてくれます。高さを変えることや成長を楽しむ事も出来ます。水遣りをすればリラックス効果の高い沢山の−イオンが発生し、さわやかな空気を与えてくれます。夏は熱を吸収し、日差しを和らげてくれます家に入る風の温度にも影響を与え、影に入れば涼しいと感じます。建物への温度変化を和らげるおかげで、エアコンの効きが良くなったりもします。これらの沢山の効果を管理面だけを考えてあきらめ、塀等の無機質なものにしてしまうのは残念な事です。機能的なだけの生活環境では、人が健康に、楽しく生活するのは快適性やゆとりも、重要なポイントとなります。自分が長く居たくなる場所、心安らぐ場所、そんなゆとりが家を中心になくてはならないと思います。人が心休まる場所それは、字のごとく木のそばにいることなのです。


プランを考える

生活の中心となる家を計画するにあたって

 一般的には家を建て、外構工事をして、庭やガーデニングをするといったお客様が多く、家を建てる時点では家の事しか考えていない為、スペースやその他の条件などについて、考えていない人がほとんどなのが現状です。予算が出来て、いざ何かを始めようとした時に計画性のない余っただけのスペースでは、いろんな問題に頭を抱えることとになりかねません。また、予算を押さえていたはずなのに、無駄になってしまう構造物や、後悔するレイアウトなど、制約やかえって無駄な出費が多くなるものです。そんな後悔を沢山聞いているのも現状です、まず家を建てるときは、予算が無くともスペースや利用計画、その他の条件について、いろいろ考えておく事がとても大切なことです。考えましょう!    

  家庭は生活の中心です。そこで楽しく過ごす事を想定して、考えていきましょう!

 割付を考える。建物、駐車スペース、アプローチなどの外構スペース、植栽スペースやオープンスペース等の組合せを考えていきます。使い勝手だけではなく、快適性(日照条件や風邪通し)や、景観づくりも重要なポイントです。工事をしてしまってからでは、まず、やり直しがきかないので、割付は慎重に検討ていきましょう。それそれのバランスも重要だと考えています。
 全体的なイメージを考える。(家や外構、植栽などがバラバラにならないよう)
 総合予算から各予算を検討し、それぞれの予算に合った計画を考える。
 機能性や必要性についての検討>特に移動できない物について
 各部の打合せをする>イメージからデザインを考える。
 植栽計画がある場合は、植栽場所の土の質や、排水、給水設備など専門的な事を考える。
 以上のような手順で少し考えるだけでも、同じ予算でワンランク上の生活環境を造ること
が出来るはずです。


植栽について考える


 新しい植栽の提案


 イメージは明るく、軽いイメージの物で自然な感じを心掛けています。メリハリをつけるために、高木、中木、低木や地被類を使い分けます。高木は上手く使う事により、かえって空間を広く見せます。落葉樹を使う事で圧迫感をなくし、夏は影を冬は光をとり入れます。また、新緑や紅葉も楽しめます。中木は目線を適度に遮へし、アクセントとしても使います。低木や地被類は、土の乾燥を防ぎ、埃や草の抑制、地温の上昇や照り返し等の効果があります。毎年必要になる樹木の管理を成長の遅い樹木等の選択により、管理費を抑えお客様の負担を減らします。防犯面から考えると見えなくしてしまうより、むしろある程度の開放がかえって効果的です。植栽による効果は、景観や機能、必要性を備えた無駄のないものなのです。


  植栽計画


 植栽も他の工事と同じく、無駄な工程、失敗、やり直しを防ぐ為のポイントとして、最も重要な事は植物が育つべき環境を作ることです。


 植栽が出来る土壌をつくる植栽する場所には、植栽に適した土壌で埋め戻す事が大切です。また、土壌を改良する事により、植栽時の活着能力を高め、その後の成長を助けます。排水の悪いところでは、透水材や、排水設備の検討も必要です土壌の深さは地被類でも20cm以上高木なら80cm位の深さが必要となります
 配管類(給水、排水、ガス等)やメーター位置の決定が、後に邪魔にならない、便利なところを選びましょう!
 環境に応じた植栽を考える。風土や気候、立地条件、日照条件等により樹木を選択します。また、植栽スペースから、成木になったときのことも考えて選択しましょう!狭すぎるスペースは植物の生育に良くないので、門の横などにある、小さすぎる花壇等は少しでも広くし、ある程度まとまったスペースを造りましょう
 管理も考え樹木の組合せを考える。特に手間がかかる芝などは、その管理の大変さを理解した上で決定する必要があります。また、樹木の組合せでひとつで、生長や景観に大きく係るので、まとまりのよい組合せを検討しましょう!
 機能性の検討散水設備の設置位置の検討で管理の大変さが変わります。20m位の範囲まで考え数ヶ所の設置をお薦めします。子供の遊び場としての砂場、コンクリートの土間をやめ、砂利を敷くと足音が分かるので防犯に役立ち、値段も安く、後の変更の自由度も大きくなります