*****  水遣り  *****

最初に

 植物は人間やペットと同じく生き物です。死んでしまってからの水やりはなんにもなりませんので注意してください!気づいた時には、すでに手遅れかもしれません!管理の基本の水やりについて考えてみましょう♪

<水やりは適切ですか?>

  植栽直後や春の新芽時期、真夏の水やりには十分な注意が必要です。よく観察しましょう♪

 ■ 地植えの場合

 枯死の原因のほとんどが水やり不足です!
あなたの水やりはどうでか?量は十分ですか? 沢山あげたつもりでも、なかなか植物が必要とする水が根まで行き渡りません!水をあげたかどうかではなく、量が十分かどうかが大切なのです。

 葉先が丸まってきていたり、枯れてきていたら注意信号です。雨が降った後などでも、根元が濡れているかどうか確認しましょう。乾いていたら、雨が降った後でも水やりは必要です。
 弱っている木には少しくらいの雨や水やりではかえって弱ってしまって、枯れてしまうこともありますので、葉や幹にもたっぷりと与えて、何度も繰返しましょう!弱っている木には特に慎重な水やりと観察が必要です

 また植える環境や土壌条件、植栽密度や植木の種類によっても、水を欲しがる量が違いますので、その環境や植物に合った量を与えてください。弱った木には特に注意が必要です。

  
< 季節により水やりを考える >


 ■ 春 : 週に2〜3回以上

新芽が出る前頃から、植物は活動をはじめ水を上げるようになりますので、意外に沢山の水を必要とします。新芽が出た後も新芽を見ながら水を与えましょう。生物を構成しているのは、ほとんどが水分です。新芽を形成するには沢山の水分が必要なんです。


 ■ 夏 : 毎日1〜2回

       
 最も水が必要な季節です。日中は日差しが強いので避けましょう。日中の少ない水やりは与えた水がお湯のようになって、かえって植物を弱らせることになります。朝や夕方の日差しが弱い時間に葉や幹にも十分与え、特に西側の木や、弱った木には特に沢山あげましょう!


 ■ 秋 : 週に2〜3回

       
残暑が強い年は気を抜かないように注意です!乾燥具合を観察しながら、週に2〜3回の水やりをして下さい


 ■ 冬 : 週1回以上

       
冬は水をやらなくてもよいと思われがちですが、そんなことはありません!落葉している冬のうちに、落葉樹をからしてしまって、春に気が付いても手遅れです。また、針葉樹なども青いまま枯れてしまったりするので注意してください。

 < 環境や条件による水やりの違い >

 ■ 方位(夏)

東側
 
 植物に理想的な方角で、朝日は気温が上がっていない時間に、太陽の光を吸収できる為植物が効率よく活動できます。


南側

 10時から2時の一番気温が高くなる時間帯に日光を受けるので朝夕の水やりは欠かせません!


西側

 気温が上がり、乾燥しきった植木の根元に向けて、低い日差しが入りますので、十分な水やりが必要です。西側の木が傷んでいませんか?


北側

 建物や、外の樹木の陰になる為、痛みにくいと考えられます。ただ、植木を観察しながら与えましょう!

 広い場所では方位に関係なく、一日中日が当たるので上の限りではありません



 ■ 植栽密度

 夏場に植木の影に入ると涼しく感じるように、木や草花も同じです。大きな木は小さな木に影を落とし、その代わり小さな木は地表面の乾燥や埃を防ぐのです。ですから、土が見えているところよりは見えていないところのほうが、乾燥しにくいと言えます。ただ、雨が降っても、下の木や草には雨が行き届かない場合や水やりの水が行き届かない場合がありますので注意してください。

     
 ■ 土壌条件

 砂利混じりの土地では、水分を蓄えにくい為、保水性のよい土に比べ、何倍もの水やりが必要です。土壌による植物の根の発育の仕方に差が出ますので、同じ時期に植えたとしても、土壌の違いによる植物の強さなども変わってきます。お客様の土壌はどうですか?条件にあった水やりが必要です。

      
 ■ 天候条件

 同じ時期であっても、天気や気温によって、又その天気が続くことによっても水やりを考えていかなければいけません。雨が降らない真夏で、熱帯夜が続くような悪条件下では、さらに沢山の水やりが必要です

       

 上に書いたものはあくまでも参考としてください。
場所や環境、植物の状態や植栽密度、天気や気温によっても必要とする水量が違います。自分の庭にあった適切な量や、周期を見つけ出してください。一度十分だと思う量をやっていただいた後、スコップなどで掘ってみるとどのくらいの水やりで、どのくらい浸透するか確認できます。
表面が濡れているだけでは、水が足りないということです。
毎日観察しているお客さんが一番上手になってくださいますようお願いし
ます。